2010年 09月 05日
丹沢 キューハ沢 |
大山です。塚田さん、他一名と、丹沢のキューハ沢に行ってきました。
朝の塩水橋ゲートは、釣り客らしき車がすでにたくさん止まっていましたが、幸い、まだ駐車スペースが残されていました。
ゲートをくぐり林道を歩き出すとオニヤンマが飛んでいました。今日も猛暑のはずですが、表丹沢よりもアプローチ部分の標高が高いためか、それほど暑さを感じません。
キューハ沢出合までは1時間です。私たちは出合を見逃し、林道の終点まで行ってしましましたが、そこから5分ほど戻ったところがキューハ沢出合です。林道の終点まで行ってしまったもう1つのパーティーも林道を戻り、沢へ入って行きました。彼等は四町四反沢を登るとのことです。
キューハ沢は3つの堰堤から始まりますが、いずれも梯子状の取手が付いていて容易に登ることができます。
F1はホールドがしっかりしており、落ちても釜にザブンなので、気楽に登ります。そこを抜けると深いゴルジュ、釜の中を進んで左側から登りますが、釜の奥まで進みすぎると首まで水に浸かることになります。
その後は10mの大棚がすぐに現れます。この滝の落ち口は完全にハングしており、水量もかなりのものです。滝の左側を少し上がったとろこにハーケンが打ってあるので、ここからチムニーを登って抜けます。途中にスリングもかかっていますがロープは必携です。
大棚の上はナメと小滝が続き、2段8mの滝に出ますが上部滝でロープを使います。ここは特に抜け口付近が良くありません。
しばらくゴーロー、小滝が続くと、やがて3連瀑。最後の5m滝でもロープを出しました。
キューハ沢の終点は「大ガラン沢」という大きなガレ場です。
ここから左の涸沢を進みますが、涸滝の上部も不安定なザレになっており、かなり慎重に進む必要があります。ザレの上は赤土の急斜面で、更に慎重に登ると、細い尾根道に出ました。
ブナが多くなってきたので丹沢山も近いと思いきや、そこからアザミとハスの密生した斜面を延々登ることになります。鹿除けの鉄網が至る所に設置されていて歩きにくいことこの上なく、鉄網をうかつに避けようとすると密生したアザミの葉が待っている、という具合で、疲労と痛さでくじけそうになりました。
限界も近いと思われた頃、ようやく縦走路にたどり着くことができました。丹沢山までは100m少し、改装してきれいになったみやま山荘にてビールで祝杯をあげました。
帰路は堂平への道を下り、塩水橋ゲートへたどり着いた頃には、すっかり暗くなっていました。
朝の塩水橋ゲートは、釣り客らしき車がすでにたくさん止まっていましたが、幸い、まだ駐車スペースが残されていました。
ゲートをくぐり林道を歩き出すとオニヤンマが飛んでいました。今日も猛暑のはずですが、表丹沢よりもアプローチ部分の標高が高いためか、それほど暑さを感じません。
キューハ沢出合までは1時間です。私たちは出合を見逃し、林道の終点まで行ってしましましたが、そこから5分ほど戻ったところがキューハ沢出合です。林道の終点まで行ってしまったもう1つのパーティーも林道を戻り、沢へ入って行きました。彼等は四町四反沢を登るとのことです。
キューハ沢は3つの堰堤から始まりますが、いずれも梯子状の取手が付いていて容易に登ることができます。
F1はホールドがしっかりしており、落ちても釜にザブンなので、気楽に登ります。そこを抜けると深いゴルジュ、釜の中を進んで左側から登りますが、釜の奥まで進みすぎると首まで水に浸かることになります。
その後は10mの大棚がすぐに現れます。この滝の落ち口は完全にハングしており、水量もかなりのものです。滝の左側を少し上がったとろこにハーケンが打ってあるので、ここからチムニーを登って抜けます。途中にスリングもかかっていますがロープは必携です。
大棚の上はナメと小滝が続き、2段8mの滝に出ますが上部滝でロープを使います。ここは特に抜け口付近が良くありません。
しばらくゴーロー、小滝が続くと、やがて3連瀑。最後の5m滝でもロープを出しました。
キューハ沢の終点は「大ガラン沢」という大きなガレ場です。
ここから左の涸沢を進みますが、涸滝の上部も不安定なザレになっており、かなり慎重に進む必要があります。ザレの上は赤土の急斜面で、更に慎重に登ると、細い尾根道に出ました。
ブナが多くなってきたので丹沢山も近いと思いきや、そこからアザミとハスの密生した斜面を延々登ることになります。鹿除けの鉄網が至る所に設置されていて歩きにくいことこの上なく、鉄網をうかつに避けようとすると密生したアザミの葉が待っている、という具合で、疲労と痛さでくじけそうになりました。
限界も近いと思われた頃、ようやく縦走路にたどり着くことができました。丹沢山までは100m少し、改装してきれいになったみやま山荘にてビールで祝杯をあげました。
帰路は堂平への道を下り、塩水橋ゲートへたどり着いた頃には、すっかり暗くなっていました。
by nippontouhanclub
| 2010-09-05 23:37
| アルパインクライミング